患者様ひとり一人に 
最適な診療をご提案します。

歯周病と全身疾患との関連は近年クローズアップされています。口腔とは、栄養や酸素、外来異物の最初の接触部位であり免疫系の第一線といわれています。日々のメンテナンスや、歯周病の予防、治療を行う事は、生活習慣病といわれる諸症状やその合併症を予防し、健康を維持増進させます。また、唾液や咀嚼機能は、消化機能としての役割をはじめ、感染防御機構としての役割も担っています。

現在、約19000種類の以上もの菌種がお口の中から検出されているとされています。それらのほとんどが無害ですが、その中でも一部の菌種が病原性をもつと報告されています。健康な口腔内には、ストレプトコッカス属が多く分布しています。ここで重要なのはお口の中の細菌叢のバランスです。

歯周病などの口腔内の疾患の原因として、病原菌の異常増殖、口腔内最近のインバランスが指摘されています。基礎的な歯周処置の後、ヒトの健康な口腔内でみられる常在菌をカクテル投与することにより、リセットされた歯面にプロバイオティクスを定着、コロニーを形成、病原性細菌の定着する事を防止します。

これにより諸症状の改善、効果が期待されます。

  • 歯周病の諸症状の改善
  • 口臭の低減
  • 虫歯予防
  • 歯本来の美しい白い歯の再現

この新しいメソッドは今までにないくらい簡単です。

口腔内の健康な状態を取り戻すことにより唾液の分泌が増えることが期待されます。
唾液は、咬む(咀嚼)ことにより分泌されます。

唾液の作用としては…
  • 粘膜の保護
  • 口腔内の洗浄、希釈作用
  • 抗菌作用(感染防御)
  • 食物消化作用

一生自分の歯で噛むということは、ただ食事をするということでなく、
唾液ひとつとっても大切な機能を有していることが分かります。

  • 虫歯があってうまく咬む事ができない
  • 入れ歯の合いが悪く痛くて咬めない
  • 差し歯や詰め物が取れてそのままにしている
  • 歯が抜けてそのままにしている

日常でもみられるこれらの状況‥・ 放置していませんか?
全身の健康状態にも大きく影響が出る可能性があります。

また、近年口腔とピロリ菌との関わりが指摘されています。歯周ポケットの中に潜むバイオフィルムや唾液中からもヘリコバクター・ピロリ(Hp)が検出されます。健康な口腔内と比較して、歯周病を患っている方はHpの感染率が高い傾向にあります。一般的に除菌を行っても再度感染する場合がありますが、これには口腔内の環境も大きく影響している可能性があります。

芝浦桂歯科診療所では従来の歯科治療に留まらず、新しいオーラルケアで予防歯科、医科の最前線である口腔内の健康を目指しています。

歯科の治療というと、まず詰め物の処置や差し歯、入れ歯、歯石取りの治療などを思い浮かべると思います。しかし、患者さんによって治療期間が長引いたり、思うような治療結果が得られなかったりする原因として患者さんの全身の栄養状態が関与していることがあります。私たちのカラダは、栄養素によって造られ、代謝されています。歯が悪くなると栄養素の吸収も悪くなり、悪循環に陥っている場合も見受けられます。治療の効果や成功率を上げるためにも栄養状態を確認していくことが大切です。

分子整合栄養医学のアプローチでは、十分なエビデンス(科学的根拠)に基づき、体内における分子の正常なやりとり(栄養素の働き)をもって病気の予防や治療を行い、健康を増進させます。身体に負担をかける不必要な薬剤投与や手術などを避け、必要な栄養素を正しく選択し、至適量を摂ることによって、栄養学的、薬理学的な方法で不調や病気の治療をしようとする新しい考え方です。

こんな経験はありませんか?

  • 虫歯になりやすい
  • 歯垢(プラーク)がたまりやすい
  • 治療してもなかなか治らない(治りにくい)
  • 口臭が気になる
  • 口内炎が出来やすい
  • 疲れが出ると歯肉がよく腫れる
  • 歯を磨くと歯肉から出血することがある
  • 歯がグラグラする
  • 朝起きた時に口の中がネバネバすることがある
  • アゴの関節が痛いことがある
  • 入れ歯が合わなくなる

この症状、栄養不足が原因かもしれません。口の中も身体のなかの一部です。全身状態の改善を図る事により今までは成し得なかった症状の改善が期待されます。

分子整合栄養医学は毒性のおそれがあり副作用も懸念される薬物のかわりに、人の生体内に存在する生体内物質を治療に用いる事を特徴としています。栄養素は薬と違って、摂取後に体内で生体内物質に変わるため、栄養素と生体内物質は同等にとらえられています。

生体内物質や栄養素は、薬物と比べると病気や症状に対して即効的な効果は得られませんが、病気の本質を根本から改善するものです。しかも毒性や副作用を心配しなくて良い成分です。これらの物質の体内濃度を調整することにより、身体に負担をかけずに生体恒常性を活性化させることが可能になります。
このように穏やかに病気を予防、改善し、最大限の健康を維持しようというのが分子整合栄養医学のアプローチです。

分子整合栄養療法の流れ

採血を行い血液検査を行います。

およそ60項目の検査。

栄養解析を行い、レポートを基にカウンセリングを行います。

食事に対しての考え方、生活習慣の改善、栄養素のアドバイスをします。

ご希望の方にはその方に合った栄養素
(ダイエタリーサプリメント)をご紹介します。
再評価

3~6ヶ月後に再度採血。

※血液検査を行わない方への栄養素(ダイエタリーサプリメント)のアドバイスも行っております。

芝浦桂歯科診療所で取り扱いしている
ダイエタリーサプリメントの特徴

  • 天然物由来の原料を中心に製品化されています。
  • 抽出や濃縮の方法を工夫し、高単位で効率の良い摂取ができます。
  • 日本人の体質に合うように研究、開発を行っています。
  • 実際の病態改善に使える高品質の原材料を使用しています。
  • GMP基準に準処した工場で製造しています。

※GMP(Good Manufacturing Practice)準処工場とは薬事法に基づいて厚生労働大臣が定めた医薬品等の製造及び品質管理の基準

栄養量法による改善を目的に製造された高品質な製品は、栄養療法について理解した上で正しく摂取する必要があります。なお個人差があり、直ちに諸症状が改善するのを保証するものではありません。また、サプリメントの効果を血液検査によって評価するため、選択された栄養素が効果をあげているか評価することが出来ます。