患者様ひとり一人に 
最適な診療をご提案します。

通常の歯科での診療は、お口の中の病気の予防、治療、健康の保持や増進にあります。口腔機能を健康に保つことは、“食べる”という食物の摂食・咀嚼・嚥下をおこない、体の健康や活力源になるとともに、「話す」という大切なコミュニケーションを可能にします。これらは楽しい人生を送るための重要なポイントです。

しかし、たとえ歯科治療によって機能を回復できたとしても、審美的満足感が得られなければ、心身ともに健康を取り戻したという実感は得られないと思います。審美治療による機能の回復と美しさの改善により、日常の表情をさらに明るく、生活や仕事においても活力を取り戻すことにつながります。このように審美歯科では、皆さんのクオリテ ィー・オブ・ライフに大きく貢献しています。

芝浦桂歯科診療所での審美歯科治療では、いたずらに美しさだけを追い求めず、その方の性別、年齢、パーソナリティ、お仕事、生活環境などを加味し調和の図れる美しさを求めてまいります。これは、全身の健康にも少なからず影響を及ぼすファクターです。

充実したクオリティ・オブ・ライフに貢献する
それぞれの審美治療のポイント。

歯の色を白くしたい!
PMTC(professional mechanical tooth cleaning)

虫歯や歯周病の原因となるプラークや、着色などは毎日のブラッシングだけでは取り除くことができません。PMTCとは機械的にプラーク、歯石、着色、バイオフィルムを取り除き、健康的な自然な歯の白さを取り戻します。ホワイトニングまではすることはないけれども、汚れが気になる方におすすめです。

ホワイトニング

歯を削ることなく歯の色素を分解し、歯の透明度を上げて白くします。歯を白くというと、以前は歯を削りセラミックなどの差し歯にすることが一般的でした。ホワイトニング処置をすることにより、歯を痛めることなく明るい白さを手にすることが可能になります。ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅等で行えるホームホワイトニングの2種類に分けられます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの手順は、まず歯表面の汚れを落とした後、ホワイトニング剤を歯の表面に塗ります。これに特殊なライトを当て、薬剤が活性化させます。ホワイトニングは歯を痛めることなく安全に白くしていきます。所要時間はおよそ1時間です。オフィスホワイトニングは白さの立ち上がりが早く、個人差はありますが一回の施術でおよそ4段階程白くなります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、型取りを行いマウスピースを製作します。そのマウスピースの中に、薬剤が入ったジェルをご自身で入れて装着します。装着時間は最大で2時間です。こちらは、白くなるスピードはオフィスホワイトニングよりゆっくりですが透明感のある綺麗な白さを手にいれることが出来、色の持続期間も長いのが特徴です。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、オフィス、ホームそれぞれの特徴を生かし、併用する方法です。短期間で白く、また効果も長持ちしますので理想的なホワイトニング方法です。しっかりと白くされたい方におすすめです。

歯の形を綺麗にしたい!

歯の一部、または全部を削ってきれいな形に作ったセラミックなどの材料で被せる方法です。芝浦桂歯科診療所では、専任の歯科技工士が常駐しております。そのため外注に頼らず、院内で全て制作されており、作り手がはっきりしていることも当院の特徴です。また直接歯科技工士と打ち合わせいただくことも出来ます。

セラミックインレー

陶器により歯のかたちに制作した部分的な詰め物です。経年的にみても変化が少なく、自然感あふれる状態が持続します。

ポーセレンラミネートベニア

歯の表面に薄いセラミックのプレート貼付けることにより、理想的な色やかたち、大きさなどバランスよく施術します。ホワイトニングでは白く出来ないテトラサイクリン歯(グレーな色調)の変色や、歯と歯の隙間などの改善に用いられます。歯の削除量は少なく歯のダメージも最小限に抑えられるメリットがあり、ホワイトニングに比べ歯の退色がありません。また、薄く削った後に型をとり次回装着なため、短期間で治療が終了します。

オールセラミッククラウン

以前は金属の裏打ちの上に陶器を盛って制作するのが一般的でした。現在では金属を使用せず、冠の全てをセラミックで製作する方法をとっています。一番の魅力は透明感がある白い歯が手に入ること。金属を使用していないため、暗い影がなく、アレルギーの心配もありません。歯肉周りの黒ずみの心配もありません。

ジルコニア・オールセラミッククラウン

通常のセラミックに比べ強度に優れ、奥歯のブリッジなどにも応用範囲が広がりました。ジルコニアは腐食に強く、生体親和性が高いため、医療分野で広く応用されています。歯科治療においては審美性の高い材料としても現在最も注目されています。
ジルコニアクラウンのベースとなるフレーム(家でいうところの骨組み)は1000MPa(メガパスカル)を有します。歯の形態をなす部分の強度は100MPa前後と言われ硬さが異なります。 CAD/CAM(ジルコニアのブロックを削り出す方法)で制作されるオールジルコニアは1300MPa程あり、従来のセラミックでは成し得なかったブリッジにも応用可能になりました。 ただ、硬ければいいというものでもありません。
患者さんによっては歯ぎしりやくいしばりなどの習癖を考慮しその方にあった適切なセラミックを選ぶことが大切です。

二ケイ酸リチウムガラスセラミック(e-max)

異なる透明度と高い均一性を持つ、二ケイ酸リチウムガラスセラミックスは、曲げ強度400MPa(メガパスカル)を有するセラミックの材料です。従来からのメタルボンドクラウンと呼ばれる金属に陶材を焼き付けるタイプよりも4倍近い強度を持っているため、奥歯でも安心して使用することができます。また 高い適合精度を持った 修復物の製作が可能です。 高い強度がありながら、天然歯に近い摩耗性を持っているため、対合の歯に優しい素材となっています。従来のハイブリッドセラミックと呼ばれた制作物より、耐久性、審美性に優れている今新しいセラミックの材料です。
クラウン、インレー、ラミネートベニア、ブリッジなど幅広く応用が可能です。

ファイバーコア(白い土台)

虫歯などにより歯冠のほとんどを失った場合、歯を補強するために今までは金属で土台を制作していました。ただ、金属は楔の作用で症例に応じて様々な組み合わせの中から最善かつ審美的な歯をご提供できます。

歯並びをきれいにしたい!
矯正治療

歯並びの乱れについて、一般には「見た目が気になる」というのが治療する動機の一つだと思います。しかし歯並びの乱れは、見た目の問題だけでなく噛み合わせの機能や、全身の健康にも大きく影響する因子です。
芝浦桂歯科診療所ではただ歯並びを改善するのではなく、お一人おひとりの状況をお伺いし、ご希望に沿った治療方法をご提案いたします。大人の矯正治療は、歯が全て生え替わっていること、治療に対してしっかり目標をたてることで確実に効果をあげることができます。
矯正装置は様々なタイプがありますが目立たない装置もお選びいただけます。年齢によって「すでに遅い!」ということはないので、来院時にお気軽にご相談ください。

歯並びの乱れによる悪影響の一例
虫歯や歯周病を招きやすい

歯並びの乱れにより食べかすがたまりブラッシングが困難な場所があると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

会話や歌など発音への影響

舌の位置や息遣いなど歯並びの乱れによって発音に影響を受けることがあります。

消化管への影響

食べ物をしっかり咀嚼できずに丸呑みに近い状態だと消化に悪い影響を与えます。口腔と消化管は一体でとても大切です。

日常生活への影響

見た目のコンプレックスにより日常生活に少しでも影響があるのならば、治療によって明るく楽しく過ごすことが出来ます。

芝浦桂歯科診療所での治療の一例
31歳 女性 会社員

前歯の審美障害を主訴に来院されました。

元々の歯牙の色も気にされており、過去に治療した充填物も劣化している状況でした。切歯(一番前の歯)はセラミッククラウン、側切歯(二番目の歯)はラミネートベニアにて処置した症例です。術後、気にされていた色味やカタチの問題は解決され自然な口元が再現され喜ばれた症例です。