歯周病とカラダの病気との関わり?
最近、お口の中の状態とお体の病気との関連について、テレビや雑誌などで聞いたことがあるかもしれません。
「歯で死なないよね‥。」
皆さんちょっとでもそう思っている部分があるかもしれません。
歯周病の予防と治療の目的は、歯が失われることを防いで、お口の機能を維持することです。近年、歯周病が全身疾患と関わりがあることが分かってきました。全身の健康を守る意味でも歯周病の予防と治療は以前より増して大切です。
歯周病を放置していると、歯周病菌によって歯肉に腫れや出血などの炎症がおきます。
そうすると、歯と歯肉の間には深い歯周ポケットが形成されるようになり、そのポケット内に歯周病菌、食べ残しなどの老廃物、またその場で作られる毒素が歯肉の血管を通じて血液に流れ込みます。
歯周ポケットから侵入した歯周病菌が全身をかけめぐり、これにより、歯周病菌が、全身の組織や臓器に影響を与えると考えられています。
歯周病と関わりがあると考えられている全身疾患
◎糖尿病
◎脳梗塞
◎心筋梗塞
◎狭心症
◎誤嚥性肺炎
◎骨粗しょう症
◎早産低体重児出産
芝浦桂歯科診療所では、しつこいようですが歯周病治療をとても重視しています。
歯周病治療は、先にお話しした全身疾患との関わりだけでなく、差し歯などの適合性、お口の機能に大きく影響します。
主に担当しますのは歯科衛生士です。
常に、歯周病治療の基本であるブラッシングから徹底的に見直しをしています。
「飲み薬とか、塗り薬で治らないの?」
よくこんな質問を受けます。
「治りません!!」
結局、汚れをそのままにしておいてお薬を飲んでも何の効果も期待できません。
先ずは、しっかりブラッシングの習慣、方法を身につけることが歯周病治療の早道なのです。ブラッシングが身につきましたら次のステップに進みます。
歯周病はあっという間には治りません。根気よくお手入れする事が大切です。
治療の途中でも、ブラッシングのやり方など分からない事はいつでもご説明しますので、お気軽にお声をかけてくださいね!
当院の治療内容についてこちらを参照してください。
田町駅からすぐの歯医者
芝浦桂歯科診療所
https://www.shibaurakatsura.jp
2022年1月25日 1:13 PM | カテゴリー:コラム